天野元三段の本来たよ
昨日は午前2時まで「将棋界の一番長い日」をやってたらしいが、今日は「奨励会の一番長い日」でもある三段リーグ最終戦。で、三段リーグ抜けれなかった人と言えばこの人。
- 作者: 天野貴元
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/03/12
- メディア: 単行本
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羽生善治を輩出した名門・八王子将棋クラブ出身で、小学生名人戦で準優勝した著者は、16歳で三段に昇段したものの、ついにプロ=四段になれず、26歳で年齢制限により退会を余儀なくされた。失意のうちに漂流していたその1年後、今度は舌がんの診断を受け、完全に将棋の夢が断たれてしまう。
また、その後舌癌の手術の関係で舌を切除したため言語障害。ただ、2chにもスレが立つぐらい生暖かく見守られている。本は宝島社から、ということで、思ったよりマトモな所から出ている。
本人のBlogにもあるけど、オールインはポーカーで自分が持つチップを全て賭ける事。
「オール・イン」の意味は、カジノ用語で「全額BET」という意味だそうです。プロ棋士になる事だけに全額BETして夢破れた私にとって、ぴったりなタイトルですね(笑) http://amanoyoshimoto.blog.fc2.com/blog-entry-261.html
でもオールインする時は、絶対に勝たないといけないので、手が良い場合でもブラフでやる場合でも破れかぶれ的にやるのではなく、相手を見ながらかなり戦略的にやらないといけないんだけどね...その点はどうやねん、という気もする。